SMILING GOLD~THE

槇原敬之( Noriyuki Makihara ) SMILING GOLD~THE歌詞
1.もう恋なんてしない

作詞:Noriyuki Makihara
作曲:Noriyuki Makihara

君がいないと何にも
できないわけじゃないと
ヤカンを火にかけたけど
紅茶のありかがわからない
ほら 朝食も作れたもんね
だけどあまりおいしくない
君が作ったのなら文句も
思いきり言えたのに

一緒にいるときは
きゅうくつに思えるけど
やっと自由を手に入れた
ぼくはもっと淋しくなった

さよならと言った君の
気持ちはわからないけど
いつもよりながめがいい
左に少し とまどってるよ
もし君に 1つだけ
強がりを言えるのなら
もう恋なんてしないなんて
言わないよ 絶対

2本並んだ歯ブラシも
1本捨ててしまおう
君の趣味で買った服も
もったいないけど捨ててしまおう
“男らしく いさぎよく”と
ごみ箱かかえる僕は
他のだれから見ても一番
センチメンタルだろう

こんなに いっぱいの
君のぬけがら集めて
ムダなものに囲まれて
暮らすのも幸せと 知った

君あての郵便が
ポストに届いてるうちは
かたすみで迷っている
背中を思って 心配だけど
2人で出せなかった
答えは 今度出会える
君の知らない誰かと
見つけてみせるから

本当に 本当に
君が大好きだったから
もう恋なんてしないなんて
言わないよ 絶対


2.どうしようもない僕に天使が降りてきた

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

勢い良くしまったドアで
舞いあがった枕の羽根
今夜はついに彼女を
怒らせてしまった
昔の恋人のくれた
めざまし時計を
何度言われてもずっと
使ったのが気にいらない

飛び出した彼女の手の中で
チクタク まるで時限爆弾
近くの空き地に違いない
今すぐ 追いかけよう

走る君の髪で シャツで
揺れるたくさんの白い羽根
いっぱい道路に落ちてる
「本当は探してほしい」
走る僕の髪で シャツで
揺れるたくさんの白い羽根
君はきっと どうしようもない
僕に降りてきた天使

付き合ってもうすぐ1年で
ずいぶん仲良くなったから
キスしたって 抱きしめたって
挨拶みたいに思っていた
やっぱり空き地で見つけた
君はなんだか他人みたいに
僕におじぎをしてみせた
「愛を勘違いしないでください」って

君が両手をそらに上げて
目覚まし時計は飛んでいった
まるで誰かを見送るように
そっと微笑んで

まだ君の髪で シャツで
揺れるたくさんの白い羽根
壊れた目覚ましよりもっと
痛かった君の気持ち
時々天使は僕らに
悪戯をして教えるよ
誰かを愛するためには
もっと努力が必要

まだ君の髪で シャツで
揺れるたくさんの白い羽根
壊れた目覚ましよりもっと
痛かった君の気持ち
まだ僕の髪で シャツで
揺れるたくさんの白い羽根
君はきっと どうしようもない
僕に降りてきた天使

帰ったら部屋の掃除は
僕が全部やるから

一緒に帰ろう


3.DARLING

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

ちょっと遅れただけじゃないかよと
言いかけた僕に
もう5回目だよねと
君がブロックをかけた
海沿いは渋滞続き
おなかもすいたけど
ランチは君のひざの上
がっちりおさえられてる

理由としては
充分すぎることを並べてるのに
まるでわかってないと言いたそうに
一瞬 僕をみただけ

Darling, My Darling
仲直りのKISSのしるし
後ろにしたキャップのつばを
君はらんぼうにもどした
Who Darling, My Darling
窓の外を見ているけど
小さな耳をすましながら
僕をうかがってる

好きだと言う言葉だけでは
かたずけられない
恋人になったからこその
ありがとうが大切
怒って帰ってもしかたない
あの暑い日射しの下
待ってくれてた姿が
風をほどいていくよ

やっと僕の
ひざにのってきたやさしさなのに
なぜてあげる気持ち忘れてると
君が今教えてくれた

思い出したよ
キャップのつばが君の
額にコツンとあたって
はじめてのKISSで笑ったこと
幸せがすぐに
逃げ出さないように
誰かが側にいる意味を
忘れないでいるよ

Darling, My Darling
仲直りのKISSをしよう
2人が笑いだせばほら
全てが味方につくよ
Who Darling, My Darling
危なくなんかないよ
KISSが終わってもきっと車は
渋滞で動かない


4.Witch hazel

作詞:Noriyuki Makihara
作曲:Noriyuki Makihara

恋と呼ぶにはさよならを聞くことを
覚悟していた僕らだった
夏休み中のKISSの数が一番
たくさんあったそう覚えてる

僕の肌がだんだん焼けてくのを
おもしろそうに見ていたよね
仲間からぬけ出して
借りたオープンカー
カーブ切るたび
髪が肩にあたった

本気で好きになったみたい
そう言えば君が
肩をすくめ困るのが
少し怖かった
例えばいつか誰かと
恋におちても君を
思い出すのが
少し怖かった

折ったままのチノのすそかくれてた
あの海辺の砂こぼれおちる
君がふざけて僕を押したひょうしに
ころんだ空はこの街にない

いたずらが過ぎて困らせてばかりいる
君におこったふりをしたら
ごめんねと何度か言っていたのに
あきらめたようにやめたのがつらかった

太陽がやけどをさせて
痛かった背中も
君を強く抱く時は
平気だったんだ
大人になることが
忘れて行くことなら
僕は今のままでいたい

本気で好きになったみたい
そう言えば君が
肩をすくめ困るのが
少し怖かった
例えばいつか誰かと
恋におちても君を
思い出すのが
少し怖かった


5.COWBOY

作詞:Chris Farren
作曲:Chris Farren

There's a place in the back of my memory, I used to call home
And everything seemed right there nothing really wrong
But I never could fit in, it just wasn't me

Like a thief in the middle of the night, I left without a trace
Searching for my dreams, in some far away place
with this quest and my will to survive, to keep me alive

The road is long, but I will find my way
I'll follow my heart, across these dusty plains
To a land I'll call home

※Hey hey show me you're a Cowboy, gotta do it now boy
The truth will set you free and it feels so good
Hey hey just another Cowboy in search of freedom
trying to make his life understood※

He's stronger than a mountain, free as a running stream
Means everything he says, and he says what he means
No secrets no lies, no ties, just an honest smile

And he won't give up, he'll keep on fighting, until the very end
And any job that he's got to do, he's gonna do the best he can
This much I know is true, This much I know is true

The road is long, but I will find my way
I'll follow my heart across these dusty plains
Until I find home

(※くり返し)

There's a place in the back of my memory, I used to call home
And everything seemed right there, nothing really wrong
But I never could fit in, never could fit in


6.No.1

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

お互いのことをもう
さぐるのはやめよう
もうわかっている
君は僕が好きで
僕は君が好き

幸せにするといつでも
思ってはいるけど
どんな風に
すればいいか
この僕にもわからない
そんなもの

二人で歩いてみよう
一人ぼっちだった自分を
お互いに忘れずに
いればきっと平気

今までで一番
素敵な恋をしようよ
もうこんな僕で
いいかなんて思わない
世界で一番
素敵な恋をしようよ
とりあえずそれが
僕らの目標

子供の頃の写真を
君に見せたとき
あたりまえだけど
自分がいないから
くやしいといったね

夕暮れ僕の街には
チョコレイト工場のにおいがする
いつかおいで
あの河原に自転車で
つれて行くよ

君は気付いていない
しゃべり方少しずつだけど
僕に似てる もっともっと
変えてしまいたい

君を笑わせたい
力ずくでも笑わせたい
そして年をとり
いつかしわくちゃになったら
そのわけは僕の
せいだと言わせたいんだ
君のほほえみは
みんなを幸せにする

今までで一番
素敵な恋をしようよ
もうこんな僕で
いいかなんて思わない
世界で一番
素敵な恋をしようよ
とりあえずそれが
僕らの目標

君のほほえみは
みんなを幸せにする


7.遠く遠く

作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA

遠く遠く離れていても
僕のことがわかるように
力いっぱい 輝ける日を
この街で迎えたい

外苑の桜は咲き乱れ
この頃になるといつでも
新幹線のホームに舞った
見えない花吹雪思い出す
まるで七五三の時のように
ぎこちないスーツ姿も
今ではわりと似合うんだ
ネクタイも上手く選べる

同窓会の案内状
欠席に丸をつけた
「元気かどうかしんぱいです。」と
手紙をくれるみんなに

遠く遠く離れていても
僕のことがわかるように
力いっぱい 輝ける日を
この街で迎えたい

いつでも帰ってくればいいと
真夜中の公衆電話で
言われたとき 笑顔になって
今までやってこれたよ

どんなに高いタワーからも
見えない僕のふるさと
失くしちゃだめなことをいつでも
胸に抱きしめているから

遠く遠く離れた街で
元気に暮らせているんだ
大事なのは
“変わってくこと”
“変わらずにいること”

同窓会の案内状
欠席に丸をつけた
だれよりも今はみんなの顔
見たい気持ちでいるけど

遠く遠く離れていても
僕のことがわかるように
力いっぱい 輝ける日を
この街で迎えたい

僕の夢をかなえる場所は
この街と決めたから


8.SPY

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

おあずけになったデートに
がっかりしていたけど
偶然君を見かけた
なんて運命的な2人

おめかしと言うよりちょっと
変装に近い服で
出会った頃なら
きっと見過ごしてた

ひょっとしたら別のやつと
会ってたりして
跡をつけてみよう
イタズラ心に火がついた

だけど 信じてる 信じてる
君を信じてる
2人の日々が大丈夫だと
背中を押す
指令は下された
僕は T-shirtとやぶけた
ジーンズに身を固めたスパイ

超能力者のように
彼女をだましてやれ
「今日 あの娘と会ってたろ?」
驚く顔が見たい

高そうな車の横で
君は急に立ち止まる
運転席の男が
軽く手を上げた

僕の胸が
急スピードで高なる
君はまわりを気にしながらヤツと
キスをした

しゃれになんないよ なんないよ
悪い夢ならば
早めにさめてと
呪文のように叫んでる
真実を知ることが
こんなにつらいなら
僕は スパイになんかなれない

嘘をついてまでほしい
幸せが僕だったのかい?
涙が出てきた
今僕を笑うやつは
きっとケガをする

だけど信じてる 信じてる
どうか信じさせて
両腕がじんと熱くなる位
抱きしめた強さ
君の身体に
アザのように残ればいい
そしていつか思い出して
嘘も見抜けない程
恋に落ちた
役立たずのスパイを


9.花水木

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

最後のデートも
同じ場所で待ち合わせよう
花水木の通りの終り
線路沿いの空地でハザード出してるよ
何かを見つけた
子供のよに指をさして
こいのぼりのようだと言ってた
ペインターをぼくは選んではいた

5月でまた1つ年をとり
大人になった気分でいたけど
愛してる人に愛してることを
伝えきれないようじゃ
まだまだだめかもしれない

君の幸せを
はかれるものがもしあったなら
世界中のどこでも
僕はまだきっと探しに行く

2人でどこかへ
行くことに慣れてきても
すぐに車に乗りこまないで
運転席の僕を確かめにきていた
気がつけば今も
窓をあけてずっと待ってる
しばらくはまだ君がのこした
小さなくせで思いだすかも

うれしそうに笑う君の顔が
いつでも僕の自慢だったけど
さよなら言うことに迷いつづけて
つかれてるのに笑ってくれた
君は僕の誇り

最後のデートも
同じ場所で待ち合わせよう
新しい地図を君にあげるよ
今日が最後のナビゲイター

花水木の通りの終り
線路沿いの空地でハザード出してるよ


10.MILK

作詞:Noriyuki Makihara
作曲:Noriyuki Makihara

こんなに遅くたずねてごめん
なんとか一人でやってみたけど
どうしてもうまくいかなくて
とてもとてもこわくなってしまった

人に負けないものが僕には一つ
だけでも一つしかなくて
必死にそれを守ってきたけど
あきらめそうになったんだ

大人になってくると
なぜか素直になるのが難しいね
僕も同じと微笑んで
泣けばいいよと言ってくれた

不器用な君の手のひらが
僕の背中であたたかいから
氷ついた気持ちとけだして
涙が止まらないよ

黒いランドセルにボロボロの
勇気と正義をつめこんで
泣きそうにドアを開けたらすぐ
机の下ひざをかかえてた

「男は簡単に泣くんじゃない」
暖かいミルクをくれた笑顔
誰かによりかかりいつの間にか
眠った頃がなつかしい

自分と違うことをしてる
人をうらやんだりしたけど
やっぱり僕は僕だから
ダメな自分も好きにならなくちゃ

パジャマ姿で送ってくれる
サンダルの音と“がんばれよ”の声
暖かいミルクみたいだね
胸にしみこんでくる

月も桜を揺らす風も
もう僕の前通り過ぎないから
明日はきっと今日よりも
いい日に決まっている

君がいてよかった


11.SECRET HEAVEN


12.LOVE LETTER

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

線路沿いのフェンスに
夕焼けが止まってる
就職の二文字だけで
君が大人になってく

向かいのホーム 特急が
通り過ぎる度
とぎれとぎれのがんばれが
砂利に吸い込まれていく

ホームに見送りに来た
友達に混ざって
きっと僕のことは見えない

大好きだ 大好きだって
とうとう言えないまま
君は遠くの街に行ってしまう
何回も 何回も
書き直した手紙は
まだ僕のポケットの中

徹夜で作ったテープ
渡したかったから
夜道をバイクでとばし
君に会いに行った

ずっと言えずの言葉を
託した曲達も
長い旅の退屈しのぎに
なればそれでいい

ヘルメットをとって
変になった僕の髪を
笑いながらさわった君を忘れない

大好きだ 大好きだって
とうとう言えないまま
君は遠くの街に行ってしまうのに
何回も 何回も
書き直した手紙は
まだ僕のポケットの中

自転車を押しながら帰る夕暮れ
この駅を通る度
網目の影が流れる横顔を
僕はこっそり見つめてた

大好きだ 大好きだって
ずっと思っていた
君は遠くの街に行ってしまうから
何回も 何回も
書き直した手紙は
ずっと僕のポケットの中


13.北風 ~君にとどきますように~

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

今 君がこの雪に気付いてないなら
誰より早く教えたい 心から思った

小さなストーブじゃ窓も
曇らないような夜
毛布を鼻まであげて君のことを考えるよ
だけど知らないことばかりで
思い出せることは
斜め40度から見たいつもの君の横顔だけ

さっきよりひどく窓がないてる
カーテンそっと開けて僕は言葉なくす

北風がこの街に雪を降らす
歩道の錆びついた自転車が凍えている
今君がこの雪に気付いてないなら
誰より早く教えたい 心から思った

どれだけたくさんの人に
囲まれていても
なぜか一人でいるような気持ちがずっときえなくて
でも無理に首を横に振っていたけれど
きっと誰もが みんな違うとはいえずにいるはず

誰かを愛したその時から
家族の意味さえ変わってしまう

手の届く距離で君を
感じる度に
かっこ悪い位何も話せなくなるよ
明日もしこの雪が積もっているなら
小さく好きだといっても
君に聞こえない

北風がこの街に雪を降らす
歩道の錆びついた自転車が凍えている
今君がこの雪に気付いてないなら
誰より早く教えたい 心から思った

北風がこの街に雪を降らす
歩道の錆びついた自転車が凍えている
明日もしこの雪が積もっているなら
小さく好きだといっても
君に聞こえない


14.君は僕の宝物

作詞:NORIYUKI MAKIHARA
作曲:NORIYUKI MAKIHARA

君が僕を好きだとわかった
その日の帰り道の公園で
人に聞こえたってかまわない
気持ちで大笑いしたんだ

電車が終わったわけじゃないけど
土曜の夜から日曜の朝まで
ドーナツ屋でずっとしゃべって
でもとても楽しかったね

神様 ねぇ もし僕が
彼女といること
あたりまえに思ったら
力いっぱい つねって下さい
幸せの意味を忘れぬように

今の僕は抱えきれない
夢をかなえてくことでせいいっぱい
君への想い伝える時
ただ好きとしか言えないけど

みんないつか大事な人に
「愛してる」とテレずに 胸をはって
言えるその日が 来るように
頑張ってる気が するんだ

強く雨が降った
次の日にはもう
日だまりがいる時のように
どんな悲しい涙も僕が
うれしい笑顔に変えれるように

強く雨が降った
次の日にはもう
日だまりがいる時のように
君をいつでも安心させるよ
だって君は僕の宝物


15.どんなときも。

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

僕の背中は自分が
思うより正直かい?
誰かに聞かなきゃ
不安になってしまうよ
旅立つ僕の為に
ちかったあの夢は
古ぼけた教室の
すみにおきざりのまま

あの泥だらけのスニーカーじゃ
追い越せないのは
電車でも時間でもなく
僕かもしれないけど

どんなときも どんなときも
僕が僕らしくあるために
「好きなものは好き!」と
言える気持ち 抱きしめてたい
どんなときも どんなときも
迷い探し続ける日々が
答えになること 僕は知ってるから

もしも他の誰かを
知らずに傷つけても
絶対ゆずれない
夢が僕にはあるよ
“昔は良かったね”と
いつも口にしながら
生きて行くのは
本当に嫌だから

消えたいくらい辛い気持ち
抱えていても
鏡の前 笑ってみる
まだ平気みたいだよ

どんなときも どんなときも
ビルの間きゅうくつそうに
落ちて行く夕陽に
焦る気持ち 溶かして行こう
そしていつか 誰かを愛し
その人を守れる強さを
自分の力に変えて行けるように

どんなときも どんなときも
僕が僕らしくあるために
「好きなものは好き!」と
言える気持ち 抱きしめてたい
どんなときも どんなときも
迷い探し続ける日々が
答えになること 僕は知ってるから